このプロジェクトを進めるにあたってはたいへん多くの方々からのご支援をいただいています。これらのご支援なくしては事業は成り立ち得ません。みなさまに深く感謝申し上げます。
資金的なご支援
研究開発面のご支援
- 岩手大学
- 岩手県立大学
- 大妻女子大学短期大学部 堀口美恵子教授
行政からのご支援
- 盛岡市(販売スペースの提供 2021.3~)
- 岩手県(原材料貯蔵スペースの提供2011.12~2019.3)
- 復興庁(企業連携プロジェクト事業化支援2012)
応援メッセージ
和グルミプロジェクトを支援してくださっているジャパンプラットフォーム様宛に奈良美智さんからメッセージが届きました。
皆さんご存知だと思いますが奈良さんは日本を代表するアーティストです。
岩手県と奈良さんには御縁があります。
盛岡駅西口にそびえるいわて県民情報交流センター「アイーナ」3階エントランス前に奈良さんが製作された もりおかわんこ がいます。
以下奈良さんのメッセージです。
「震災以後に考えたこと」
あの震災直後、日本は確かにひとつになった。被災していない人々は『自分たちには何ができるのか?』を模索し、それぞれに実行していた。ほとんどにおいて、それは募金することやボランティアに行くこと、または何かを自粛することであったりした。みんなが被災という恐怖を克服するための意識を持って、何かしようとしていた。
それは、被災地ではなおさら強かった。自分の不幸と他人の不幸を同等に感じ、避難所での不便な生活の中であっても、秩序を作り出していたし、なにより、耐え忍ぶことを風土の中で実感していた人々の、被災してもなおそう在るように映る姿を、海外のメディアは賞賛した。そのレポートに映し出される隣人の姿に、僕は涙をこらえることができなかった。
あの時感じた国民の連帯感は、それまで国に対して興味もリアリティも全く持っていなかった自分に、初めてひとりの国の民であることを実感させ、同じ国に住む民としての存在意識を明確にしてくれたのだった。簡単に言えば「隣に住む人が困っていて、手を差し伸べる余裕があるのなら、手を差し出すのが隣人だ」ということだ。それは、同じ地域の隣人でもいいし、隣国に住む人、あるいは遠く離れた国に住む人々でもあるだろう。
しかしながら、自分が住むこの国である。いつの間にか自粛は消え去り、被災地以外では平穏な生活が戻ってきている感がある。しかし、被災地の復興は、まだまだ人任せでは成り立たないし、ほとんどの人が専門外である原発事故災害に関しては、なおさらそうだ。何かしらの支援を続けなければいけないと思うのだ。
これからの世の中に、犠牲になった人々は何を望んでいるのだろうと・・・所属や管轄や思想も年齢も、全てがまちまちで亡くなっていった方々が、私たちに何を望むのだろうかと・・・つまりは、何をどうすれば、これからの対策になるのだろうかを考えること。そして、その考えを実行に移していくこと。その未来へのことは、現在しなければいけないことと同時に進めなければいけないのではないだろうかということ。私たちは、それを見極め、何かしらの形で被災地の復興に関与していかなければいけない。戦争を経験した人々が、その悲惨さを語り継ぎ、平和の尊さをおしえてくれることと同様に、先の震災が、人々の連帯意識の中で復興していったと語り継がれるように、未来に向けて残さなければいけない人間としての義務を、私たちは持たされているように感じている。
2013/03/11
奈良美智
ボランティア募集
和グルミプロジェクトをお手伝いいただける方を募集します。現在、被災者の方々を雇用して作業してもらっていますが、できればボランティアでお手伝いいただける方がいらっしゃると大変助かります。
●殻むき
殻付きの和グルミを割って、中の実をほじくり出します。また、取り出したむき実のなかに混じる殻を取り除きます。
●パッケージ
殻付きの和グルミを選別してネットに袋詰めしたり、むき実をカップに詰めたりします。
●商品の発送
ネットやFAXで入ってくる注文を受けて商品を梱包し発送します。
●アクセサリーづくり
和グルミの殻を加工しアクセサリーなどを作ります。
●販売
もりおか町家物語館・大正蔵1階のお店で和グルミ商品の販売をします。また、いろいろなイベントにも出店しています。販売員や裏方をお手伝いいただけるとありがたいです。
お手伝い頂ける方は、メールかお電話でご連絡下さい。
メール sviwate2012@gmail.com
TEL 019-601-6482
ボランティアって どのようなことするの?
3.11は日本人全員にとって大変な衝撃でした。
「自分でも何かがしたい」「とにかく現地に行かないと」
そんな想いから具体的に行動したのがボランティア(以下ボラ)の皆さんです。
岩手県内はもとより他府県や海外からもたくさんのボラが駆けつけてくれました。
わざわざ遠くから何度も足を運んでくれる他府県のボラから被災者、岩手県人の多くが勇気づけられ、ここまで活動を続けてこれました。 本当にありがとうございます!
全国から来てくれたボランティアと被災者とが一緒に鍋 これもセーブらしさ
震災当初は泥かき、物資仕分け及び配送が主な作業でしたが被災者の生活が多様化する中で様々なボランティア活動があります。
学習支援、傾聴、物販、デザイン、工芸、力仕事・・・ あらゆるスキルを生かせます。
ボラの動機は様々です。 岩手に盛岡に遊びにくるついでに1日だけボランティアしてみようかな?
そんなきっかけでからハマちゃう人もいます。
優しき(奇人変人常識人)の巣窟、時々綺麗な人かっこいい人もいます。
「ボランティア 」という崇高なイメージに構えることなく、気軽に立ち寄って下さい。
お気軽にお問い合わせください。019-601-6482受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]
お問い合わせ お気軽にお問い合わせください。